2016年10月16日日曜日

2016.10.16 「大津川の水辺を知ろう」
      (手賀沼流域フォーラム 鎌ケ谷市企画)

「手賀沼流域フォーラム」関連事業の一環として、「大津川の水辺を知ろう」というイベントが、〈鎌ケ谷・大津川を清流にする会〉の主催で開催されました。

「大津川の水辺を知ろう」 チラシ


佐津間幼稚園横にある山王橋から見た 大津川(一級河川部)


鎌ケ谷市域のおもな河川

大津川の谷頭こくとうは大きくいって3つに分かれおり、それらが鎌ケ谷市域においてひとつに合わさって手賀沼へと向かっています。

〔1〕  大津川の源流部は、新京成線 くぬぎ山駅東口付近を水源とする 串崎新田水路であり、新京成線 北初富駅の北部において 入道溜水路へと流入します。
この両水路は、合流する前に200mほど平行して流れています。

〔2〕  そして、鎌ケ谷西高の方から流れてきた 柳沢水路(小池橋水路)が、鎌ケ谷三中の裏手付近で入道溜水路と合流し、準用河川大津川となります。

〔3〕  続いて、鎌ケ谷市街地を北上してきた 長谷津水路が、北部小手前で合流し、流れを北へと変えます。
合流後も白幡橋までは準用河川です。
母路ぼろ橋から北部公民館近くまで、左岸には大津川緑道(木道)が敷かれており、気持ちのよい散策路となっています。

以上に述べた3つの流れ(水路)が、大津川の上流部をなす主な支川です。

〔4〕  流路の広がった大津川は、北部公民館の横にある白幡橋から先は一級河川大津川となります。
さらに佐津間付近では松戸市境から流れてきた 南木戸水路が流入し、柏市域(旧沼南町)へと北上します。


「広報かまがや」 2016年10月1日号 6面より

大津川は、北部公民館横の白幡橋から先は国が管理する一級河川となりますが、その手前の部分は市が管理する準用河川です。

当日のイベントは、準用河川大津川の部分で行われました。
以下は、その様子です。

母路橋の近くで大津川にすむ生物を捕っています (あとでリリース)


カダヤシ、ドジョウ、アメリカザリガニ ・・・ 種類が少ないとのこと


水質検査でBOD(生物化学的酸素要求量)を測定しています


大津川に落ちたゴミを拾っている会員の方