2017年9月2日土曜日

2017.09.02 身近な植物 (9月上旬 ➀) アレチハナガサ ・ コミカンソウ

近所を散歩していて見た植物です。

スイフヨウ(酔芙蓉) 1 アオイ科 フヨウ属
この株は一重咲きです

スイフヨウは、フヨウの八重咲き園芸種であり、一重のものは「ヒトエスイフヨウ」(一重酔芙蓉)とよばれるそうです。

スイフヨウ 2 一日花で、白い花が時間が経つにつれ赤く色が変わります
赤い花は、前日に咲いて しぼんだものでしょう(ひる近くに撮影)


ニラ(韮) 1 ヒガンバナ科 ネギ属


ニラ 2 花期は8~10月 ヒガンバナ科らしい形の花です
花弁が6枚あるように見えますが、3枚が花弁、3枚が苞 


ランタナ(Lantana) クマツヅラ科 シチヘンゲ属
ツマグロヒョウモン ♀ が 吸蜜中


小さな紫色の花が咲いていました。

アレチハナガサ(荒地花笠) 1
クマツヅラ科 クマツヅラ属(バーベナ属)


アレチハナガサ 2 茎の断面は正方形
四角い茎は シソ科だけの特徴ではありません


アレチハナガサ 3 花冠は5裂しています


図鑑で見て、いつか実物が見てみたいものだと思っていた植物に、路傍でひょっこりと出くわしました。

コミカンソウ(小蜜柑草) 1
コミカンソウ科 コミカンソウ属


コミカンソウ 2 名前の由来となった果実が一列に並んでいます


イネ科か カヤツリグサ科らしい植物が、花穂を付けていました。
知識がないので、科も種も分かりません。

Wikipedia の「カヤツリグサ科」には、よく似ているイネ科との違いが簡潔にまとめられていて大変参考になりました。
以下に引用します。

・ 茎の断面が三角形のものが多く、葉の配列なども三角になるものが多い〔葉が三列に並ぶ〕(三数性)。 イネ科は二数性〔葉が二列に並ぶ〕

・ 茎の断面を見ると、中がつまっている場合が多い。イネ科では中が空洞のものが多い。

・ 葉の根元に、茎を巻いて、その両側が癒合した鞘を持つものが多い。イネ科では、茎を巻いても鞘にはならない場合が多い。

・ 果実が鱗片から外れて落ちるものが多い。イネ科では、ほとんどが鱗片に包まれて落ちる。

今後は、これらを念頭に置き、実物を手に取って調べようと思います。

不 明


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