2014年10月5日日曜日

「北総の自然アルバム」展 2014

印西ウエットランドガイドによる 「北総の自然アルバム」展が、以下のとおり開催されています。

 ・期 間  2014年9月30日(火)~10月13日(祝)
 ・会 場  千葉県立北総花の丘公園   情報棟1階  展示室1

ぜひ、お出かけください。

印西ウエットランドガイドによるパネル展は 今回が5回目となります


活動風景の写真や これまでのあゆみ等


設立後11年間の活動の記録と写真


いつ見ても面白い立体写真 机上には 多くの写真が置いてありました


野鳥写真の展示 各写真に付けられている一言で 鳥さんがぐっと身近に


右側にある木の実の写真展示については、後ほど ふれます


美しい植物写真の数々


左は 受付のテーブルとさまざまな展示 右は 昆虫写真の展示


力作ぞろいの昆虫班の展示


左の展示は昆虫班3人による共同作品 立派です


「迅速測図」に関する展示 自分もこうした展示をしようと思いました


実にすばらしい ケビン・ショートさんによる展示 見とれてしまいます


左端の写真はストロボによる分解写真のように撮れていました


最後の二日間は「どんぐりワークショップ」が開かれます


「どんぐりワークショップ」の内容



展示室の外を見ると 赤いハナミズキの実が目をひきました。

ハナミズキとヤマボウシは非常に近縁だと 植物に詳しい方に聞いて ビックリ

植物に詳しい方のお話では、ハナミズキは別の名がアメリカヤマボウシとのこと。
名前もそっくりではありませんか。
後で調べたら、どちらも 「ミズキ目 ミズキ科 ミズキ属 ヤマボウシ亜属」 に属しています。
でも、実の形は全く異なっています。
その理由は、ヤマボウシは サルに食べてもらうために進化し、ハナミズキは サルのいないアメリカ大陸で 実を鳥に食べてもらうために進化したからだというお話でした。
植物と動物の間には こんな相互関係もあるのですね。 驚きました。

お話を聞くきっかけは、木の実の写真展示に この2種があったからです



隣の建物の1階にある温室では、さまざまな植物が色鮮やかに生育していました。

オオベニウチワ(大紅団扇) オモダカ目 サトイモ科


カトレヤ クサスギカズラ目 ラン科(APG植物分類体系)


これもカトレヤですが、よく見るものとは 違っています


名前の分からない植物ばかりなので、水をあげていた係の方にいろいろと名前を教えていただきました。

オンシジウム クサスギカズラ目 ラン科(APG植物分類体系)


プレクトランサス シソ目 シソ科


木立きだちベゴニア スミレ目 シュウカイドウ科


パキスタキス・ルテア シソ目 キツネノマゴ科


ツノナス (フォックス・フェイス) ナス目 ナス科



展示室に戻って 池側にある扉を開けたら、アキアカネがクモの巣にかかっているのが見えました。
糸から離してやったら、元気よく飛んでいきました。
きっと捕まってすぐだったのでしょう。

クモの糸に絡まっているアキアカネ